10月護摩供法話
(2018.11.08 更新)
だいぶ気候も和らぎ、過ごしやすくなりましたね。10月の護摩供は日曜日と重なりたくさんのお参りに方々にお越しいただきありがとうございました。
今月の法話で副住職は、不動明王についてお話をしました。
不動明王は大日如来の化身とされております。なかなか煩悩や迷いが捨てきれず、苦しみ悩む我々衆生のために如来が明王として現れ、一緒になって煩悩に立ち向かって下さるお姿である。これを教令輪身(きょうりょうりんじん)と言います。教化する対象によってその姿を変えることです。ですので、その明王の姿の奥には如来の慈悲の御心で満ち溢れているのです。我々に寄り添って下さる優しいお方であると説きました。最後にこれから冬に向かってだんだん寒くなると思いますが、皆様お体を大事にまたお会いしましょうとお話をしました。